ここがおかしい日本の教育
今日はもう一つ記事を。
フィンランドの子供達は長〜い夏休みに突入。学期の最後の日は1時間だけ学校へ行き、みんなでアイスクリームを食べて、通信簿をもらって帰宅しました。宿題もなければ登校日もなく、期間も2ヶ月以上。先生から「勉強のことは忘れてたたくさん遊びなさい!」と送り出されます。 #チームロヴァ pic.twitter.com/Xt4X1mkhy9
— 北欧旅行フィンツアー (@finntour) 2018年6月3日
これ知ってましたか??
私は以前紹介したと思いますが、「教員免許」を所持しています。
そのため学生時代は、「各国の教育体系」についても何度か触れてきました。
そこでいつも思うのは「日本教育」のつまらなさ。
今のこの時代に「過労死」だ「自殺」だ「ゆとり」がなんだとか「メディアのあり方」などたっくさんの問題がありますが、日本の「教育」が少なくとも絡んでいる気がするんですよね。
だって、小学校って基本的にみんな行くから。
大抵の学校なんて「教材」や「教え方」は違えど、根本にある「指導要領」は同じものを使用しているから。
やっぱり島国文化なのか「人と同じがいい」とか「辞めないことの美学」みたいなのって色濃く残っているんですよね。この国は。
「皆勤賞」
とかありますけど、「意味あるのか?」とか最近はよく思います。
体調悪いのに行ったところで、「何も頭に入らないし」「周りに移す可能性もあるし」
あまりいいことないですよね。
私も幼い頃は「皆勤賞」毎年狙ってましたけど!!!!!
でも意味はないと思います。
ただ、「皆勤賞」といった形で「評価」をしてしまうからそれが「美」になってしまう。
そんな言葉がなければきっともう少しだけ「休む」ことに抵抗はなかったかもしれません。
「皆が同じ勉強する」のも正直変だと思う時があります。
だって人それぞれ「得意」「不得意」「やりやすい方法」「やりにくい方法」ってありますよね??
勉強に限らず。
利き腕だって違うわけなんだし。
なのに決まったテンプレしか教えない学校。
皆が机に座って黒板をみて板書を書き写すだけの「一斉授業」
「そりゃ寝ますよ!!!!眠いしつまらないもん」
興味ないものに対して50分も聴き続けられるほど人間は我慢強くない笑
日本における「学校の在り方」って少し変わっているのかな〜
公立校だけでなく、私立校の台頭もあってか「ビジネス化」しすぎている気がします。
そのため大体の謳い文句が「進学率」「スポーツ」「自主性」みたいな学校ばかり。
違う違う。
だって学校って「高校、大学」に行くためが全てではないし、スポーツするだけでもない。
人間関係の構築を学ぶ場でもあると思うし、将来の選択肢を広げる場でもある。
はたまた「恋愛」を学ぶ場でもあると思うし、「好きなことを見つける場」でもある。
「続けること」「辞めること」を学ぶ場でもある。
多くのひとは「辞める練習」が足りてない。自分の意思で転校したり、部活辞めたりした経験がない。「自分で辞めるとどーなるか」って経験してないから、会社だってそりゃ辞めるの怖いよね。マレーシア人は「学校合わないな」と転校する。それが小さい頃の「辞めて結果を引き受ける練習」になるんだな。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) 2018年6月2日
これとかまさに言葉の通り。
違うかな〜???
そういう場所であって欲しい。
だから休みの期間はたくさん遊んで「経験」を増やせばいいし、宿題や講習とかを強制的にやってるのは非常にナンセンスだと思います。
実際の教育現場に入ればわかりますが、教師とはそんなことも考えられないほど多くの「仕事」に追われ、大した給料もらえるわけでもなく、「仕事とプライベートの狭間」も曖昧なまま、「部活」によって休みもなく、働いている人が非常に多い。
でもそれを「美」としてしまう日本の文化。
私はおかしいな〜と単純に思いましたよね。
「大学行きたい」ならそういう方法を教えればいいし、「就職」したいならその方法を教えればいい。
「どこかに行きたい」のなら「勉強しろ」っていうのではなく「行き方」、「生き方」を教えればいい。
違いますかね??
自分の中の真理を持っておいたほうがいい。
— ジョーブログのジョー (@joeANDdream) June 4, 2018
それは自分が0からつくるものというより、モノや人に触れてみて、感じるもの。
自分と対話するコツは悲しいと思ったことでも、美しいと思ったことでも、
いつでも本当に感じたこと、心を動かされた感動から始めて、その意味を考え、問うていくことだと思う
こうやって自分で学ぶのもよし。なんでもいいんんですよ。
私はそういう場所が学校であると思うのですが「理想論」すぎるのかな?
実際の現場は「進学させることが結果」として評価され、皆揃って「勉強」を教える。
違う気がする。
その生徒の進みたい道の数を増やし、最終的にその生徒が満足のいく人生を送れることができたら評価されるべきだと思います。
だからこそ教員て「いろんな経歴」のある人がやったほうがいいと思うんですよね。
資格も必要かもしれないけど、結局同じような人生を歩んできた人ばかりですからね。
だったら非常勤講師とかの形を変えて、いろんな経歴の方を雇った方がよっぽどいい。
なんか平和だけど窮屈な国ですね〜。と思った夕暮れでありました。
ではまた!!!
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